勉強の記録

機械学習、情報処理について勉強した事柄など

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

整数問題で商にmath.ceilを使ってはいけない?

n/m以下の整数を使いたいときはn//mを使えばよいが,n/m以上の最小の整数に相当する演算子は存在しない. そこで,横着してmath.ceilを使うと,答えがずれることがある. ABC046 C - AtCoDeerくんと選挙速報 / AtCoDeer and Election Report atcoder.jp 誤り…

ABC-047C - 一次元リバーシ / 1D Reversi をpythonで解く

atcoder.jp リバーシにおいて同じ色の1個の石も2個の石も等価なので,まずは同じ色の並んだ部分を1個の石に置き換えると,あとは1個ずつひっくり返していくしかないのでその長さ-1が答えとなる. 解法1 np.diffを使う import numpy as np S=input() S=np.arr…

AtCoderのランク感

最近ちょこちょことAtCoderをやっている. 以下のblogでも引用されているように, kumagi.hatenablog.com 何度も言うけど競プロは向き不向きあるし、競プロ出来なくてもITエンジニアとしてやっていけるから、競プロ必須だとは思わない方がいいよ。ただ、「AB…

AtCoder Beginner Contest 122 Dを漸化式で解く

A-Cの3完.Dは解けず.64個書き出せば解ける,とは思ったのだがそこから手が進まず.動的計画法を使いこなせていない. 以下は解説を見てから.最後3桁についての場合の数で漸化式. 邪道かもしれないけど,正規表現を使うと場合分けが減って楽. import re,…

O'Reilly「機械学習のための特徴量エンジニアリング」を読んだが期待ハズレだった

2020.1.15 追記:特にテーブルデータにおける「特徴量エンジニアリング」であれば,『Kaggleで勝つデータ分析の技術』が良かった.特徴量設計は試行錯誤の面も大きいのだけど,実際のコンペの場面でどのように考えて特徴量設計をおこなっているかや,上位陣…

多変量解析における説明変数の選び方(私見)

多変量解析における説明変数(特徴量,共変量などとも)の選び方についての私見.統計の専門家でもないし,機械学習の専門家でもないが,ざっと勉強したところをまとめる.(統計)のところは,いわゆる統計的機械学習ではなく基礎的な統計を想定.cross val…

勉強会メモ 「AIトレンド・トップカンファレンス報告会:世界最先端のAI研究開発動向が1日でわかる!」

https://www.ai-gakkai.or.jp/no76_jsai_seminar/ 人工知能学会主催。学生や若手研究者を数名派遣し、その報告会。 モデルの妥当性、頑健性をいかに担保するかが大きな話題。 モデルの説明可能性についての研究も多かったとのこと。 ・adversarial learning.…

勉強会メモ『第2回 言語処理研究会 「自然言語処理の中長期研究構想を論じる会」』

情報処理学会の自然言語処理研究会(通称:NL研)が主催した上記の勉強会に参加してきた。 自然言語処理研究者5人によるシンポジウム形式。 nl-ipsj.or.jp 1 「対話システムのあるべき姿」NTT研究所 東中竜一郎先生 対話システムの概略と、NTTで開発した対話…

Multi-Task Label Embedding for Text Classification

これはEMLP2018から。 Multi-task learningを利用してLabelにembeddingを行うことで文書分類の精度が向上した、という話。 ここで言うmulti-taskは、複数のclassification task、という意味。 関連研究 本文中に挙げられていたembedding label in NLPの先行…

Few-Shot Text Classification with Pre-Trained Word Embeddings and a Human in the Loop

Few-Shot Text Classification with Pre-Trained Word Embeddings and a Human in the Loop https://katbailey.github.io/talks/Few-shot%20text%20classification.pdf https://arxiv.org/pdf/1804.02063.pdf Few shot text classificationについて知りたい…

Uplift modeling for clinical trial data

http://people.cs.pitt.edu/~milos/icml_clinicaldata_2012/Papers/Oral_Jaroszewitz_ICML_Clinical_2012.pdf Uplift modeling for clinical trial data [ICML2012] 先日の「仕事のための機械学習」を読んでからUplift modelingを調べている. web界隈で有名…